田村真寛TAMURA MASAHIRO

田村真寛

神奈川県生まれ。東京藝術大学卒業。同大学在学中に安宅賞を受賞。2000年「第3回ジュニア・サクソフォーン・コンクール」第1位。02年、「第19回日本管打楽器コンクール」サクソフォン部門第1位、及び特別賞を受賞。在学中よりNHK-FM「名曲リサイタル」等、多くの様々なコンサート、ライヴに出演。またソリストとして東京交響楽団、東京ハルモニア室内オーケストラ、芸大フィルハーモニア、ブリッツ・ブラス等、多くのオーケストラや吹奏楽団と共演。ストラウス・ブラス・オルケスタのアルバム「ナスカ」において、ジェローム・ノレ作曲「サクソフォンと吹奏楽の為の『フリッソン』」のソリストとして日本初録音。
「クローバー・サクソフォン・クヮルテット」のメンバーとしても各地でリサイタル等の活動を行なっており、2008年にはアルバム「CLOVER」を、2011年に「Precious」(レコード芸術特選盤)、2014年に「ゴルトベルク変奏曲」をキングレコードよりリリース。
2010年にワコーレコードよりリリースした「SAX EXPO!!」では、ブリッツ・ブラスとの共演、自ら委嘱した石毛里佳作曲の「Muta in Concerto」ではバリトン・サックスからソプラノ・サックスまで持ち替えていくソリストを務める。このアルバムは「レコード芸術誌」(音楽之友社)で特選盤にも選ばれた。
これまでにサクソフォンを大和田雅洋、須川展也、冨岡和男の各氏に、室内楽を須川展也、中村均一、小林裕の各氏に師事。ソロの他、「クローバー・サクソフォン・クヮルテット」メンバーとして活動、室内楽、吹奏楽、オーケストラ、レコーディング等で活動。洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校、神奈川県立相模原弥栄高等学校の非常勤講師として後進の指導にあたる。ジャズサックス奏者浜崎航氏のもと、ジャズも勉強中。