レーナード・スキナード / スウィート・ホーム・アラバマ～ライヴ・アット・ロックパラスト

■アル・クーパーに見いだされ、1973年デビュー作『レーナード・スキナード』(「フリー・バード」収録)、翌1974年『セカンド・ヘルピング』(「スウィート・ホーム・アラバマ」収録)と立て続けに名作を発表、サザン・ロックのトップ・グループに躍り出るも、1977年にロニー・ヴァン・ザントや当時のギタリスト、スティーヴ・ゲインズ、彼の姉でバッキング・コーラス隊の一員だったキャシー・ゲインズ等が悲劇の飛行機墜落事故死。これがこのグループを大きく伝説化することとなった。解散を余儀なくされたものの1988年にはロニーの弟ジョニー・ヴァン・ザントを迎えトリビュート・ツアー、そしてライヴ・アルバムのリリースと熱狂的に支持され、1991年に正式に復活。順調にアルバムをリリースしていた1996年のライヴがこの映像作品だ。
■全米チャートでも8位まで上がる彼ら最大のヒット「スウィート・ホーム・アラバマ」、そして大人気曲「フリー・バード」(オールマン・ブラザーズ・バンドの名ギタリスト、ドゥウェイン・オールマンに捧げられた曲。全米19位)、バート・レイノルズの主演映画「ロンゲスト・ヤード」(1974)の挿入歌ともなった「サタデイ・ナイト・スペシャル」他名曲・人気曲揃い。
■ボーナス演奏は全盛期1974年12月のハンブルグでのライヴ。オリジナル・メンバーによる「フリー・バード」「スウィート・ホーム・アラバマ」が観れるファン垂涎の映像！　そしてここでドラムスを叩いているボブ・バーンズは交通事故のためこの4月に惜しくも死去(享年64才)。奇しくもバーンズの追悼盤としてのリリースとなる。